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[ サスペンス ]
開幕ベルは華やかに
有吉佐和子 出版月: 1982年03月 平均: 7.00点 書評数: 1件

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新潮社
1982年03月

新潮社
1982年03月

新潮社
2008年07月

文藝春秋
2013年12月

No.1 7点 kanamori 2010/05/29 22:47
帝劇を舞台に大物女優の殺害脅迫事件を描いた劇場ミステリ。
こういったミステリは役者同士の人間関係のアヤが読みどころのひとつですが、この小説の場合は脅迫対象の女優の存在感に尽きると思います。共演男優との陰湿な駆け引きとか、2億円の要求額が少なすぎると怒りだすシーンなどで引き込まれます。
犯人の設定は、女優の人物造形からある意味分かりやすくなっていますが、サスペンスに溢れたなかなか面白いミステリに仕上がっていると思います。


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有吉佐和子
1982年03月
開幕ベルは華やかに
平均:7.00 / 書評数:1
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