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[ 冒険/スリラー/スパイ小説 ]
湾岸の敵
ダニエル・レンソンシリーズ
デイヴィッド・ポイヤー 出版月: 1996年01月 平均: 7.00点 書評数: 1件

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東京創元社
1996年01月

No.1 7点 Tetchy 2009/10/06 23:46
ポイヤーの作品ではこれが一番かも。

上下巻それぞれ400ページくらいの厚さだったけれど、見開き2ページが文字で真っ黒になるほどに書き込まれていたし、しかも事細かに軍用艦の設備やら装備やら操船用語などの専門用語が頻出するわで、かなり読むのに時間が掛かったが、登場人物が格段に増え、彼らに関する叙述も細かくなり、逆に単に熱いだけでなく、物語にも厚みが出たように感じた。
冒険小説好きでも、P.D.ジェイムズなみの書き込みはちょっと躊躇うだろうから、かなり読者を選ぶ作家だな。

ま、この作品に関しては私はけっこう好きだけど。


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デイヴィッド・ポイヤー
1996年08月
氷海の嵐
平均:7.00 / 書評数:1
1996年01月
湾岸の敵
平均:7.00 / 書評数:1
1994年03月
ハッテラス・ブルー
平均:5.00 / 書評数:2
1994年02月
冬山の追撃
平均:2.00 / 書評数:1