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[ ハードボイルド ]
堕ちる天使
ウィリアム・ヒョーツバーグ 出版月: 1981年02月 平均: 7.00点 書評数: 2件

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早川書房
1981年02月

No.2 7点 ◇・・ 2026/09/20 22:31
伝統的な悪魔との取引もの。またアンチミステリの代表作でもある。
私立探偵ハリー・エンジェルは、ある男の依頼によって失踪している歌手を探すことになる。ところが、彼が調査を始めると、それと合わせるように次々と不思議かつ残虐な殺人事件が起こる。その謎を解明するうちに、エンジェルは自分のとんでもない過去を想起することになる。
合理的な解釈が超自然に道を譲ってしまう驚愕のラストが待ち受けている。

No.1 7点 2021/04/12 17:53
映画『エンゼル・ハート』を先に見た人も多いでしょうが、かく言う自分もまたそうです。ミッキー・ロークとデ・ニーロの演技、そしてアラン・パーカー監督の鮮烈な映像は記憶に残っているのですが、ストーリーの方はごく早い段階で予想できたオチを除くと、ほとんど覚えていませんでした。
そんな曖昧な記憶でも映画ではあまり感じなかったと思うのですが、原作は確かにハードボイルドです。それもチャンドラーよりもかなり荒っぽい感じ。カバーの粗筋など、本作の紹介では必ず載っているのでハードボイルドとオカルトとの融合であることは書いてしまいますが、前半にヴードゥー教の儀式場面はあるものの、本当にホラー的要素がちらつきはじめるのは半分を過ぎてからです。前知識なしで読めば、結末が見えるのはその段階になってからでしょう。
結末の意外性と細部の論理性に拘らなければ、迫力は充分でおもしろくできています。


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ウィリアム・ヒョーツバーグ
1998年12月
ポーをめぐる殺人
平均:4.50 / 書評数:2
1981年02月
堕ちる天使
平均:7.00 / 書評数:2