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[ 短編集(分類不能) ]
バースデイ
リングシリーズ
鈴木光司 出版月: 1999年01月 平均: 6.00点 書評数: 1件

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角川書店
1999年01月

KADOKAWA
2002年01月

No.1 6点 Tetchy 2008/06/23 20:13
『リング』、『らせん』、そして『ループ』で登場した高野舞、山村貞子、杉浦礼子という3人の女性の物語を描いた連作短編集。内容的にはこれら3作で語られなかったエピソードを補完するような内容となっている。

高野舞が主人公の「空に浮かぶ棺」、山村貞子が主人公の「レモンハート」までを読んだ時は、これは書く必要があったのか、と思うくらい、内容がない話で、むしろ何故本編にいれなかったのか、疑問に思った。
この2編を読んだときまでは、どうしたものかと憤慨していたが、最後の杉浦礼子が主人公の「ハッピー・バースデイ」がとても良かったので安心した。

結末はよくある物だと云われれば確かにそうだが、やはり子を持つ親になった今、こういう話は心に響く。
最後のこの1編でどうにか救われた感じがした―貴重な読書時間を無駄にしなかったという意味で。


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鈴木光司
2001年04月
シーズ ザ デイ
平均:6.00 / 書評数:1
1999年01月
バースデイ
平均:6.00 / 書評数:1
1998年01月
ループ
平均:3.50 / 書評数:2
1996年02月
仄暗い水の底から
平均:5.67 / 書評数:3
1995年11月
生と死の幻想
平均:5.00 / 書評数:1
1995年08月
らせん
平均:7.00 / 書評数:3
1993年04月
リング
平均:6.50 / 書評数:4
1993年01月
光射す海
平均:7.00 / 書評数:1
1990年12月
楽園
平均:7.00 / 書評数:1