皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
[ 社会派 ] 自白の風景 |
|||
---|---|---|---|
深谷忠記 | 出版月: 1996年10月 | 平均: 8.00点 | 書評数: 1件 |
講談社 1996年10月 |
徳間書店 2001年02月 |
徳間書店 2003年02月 |
No.1 | 8点 | こう | 2008/06/22 02:01 |
---|---|---|---|
18年前の菊山事件、という殺人事件を担当した弁護人がキーパーソンで、18年後菊山事件の裁判長がひき逃げで死亡、その容疑者が菊山事件を担当した元警部で、その担当が菊山事件と同じ弁護人で、という形で進んでゆく所謂冤罪物です。
少し長いのが難点ですが、非常に読み応えがありました。ラストの部分は海外作品の「首つり判事」と似たところがあります。冤罪を扱ったミステリとしては、個人的には気に入っています。(いわゆる冤罪そのものを扱ったものは除きます) |