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[ サスペンス ]
ウィリアム
メイソン・コイル 出版月: 2026年05月 平均: 6.00点 書評数: 1件

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早川書房
2026年05月

No.1 6点 kanamori 2026/08/01 14:50
これはネタバレなしでの内容紹介がちょっと難しい作品です。また、どうしても事実と違う記載が入ってしまう。
米国の閑静な住宅街。古風な外観ながら、扉や窓の開閉などコンピューターで制御されシステム化された邸宅で暮らすヘンリーとリリーの夫婦が巻き込まれる惨劇を描いたサスペンス。リリーの元同僚の男女二人をブランチに招いたある日、ロボット工学のエンジニアのヘンリーは初めて彼の手作りのAI搭載ロボット「ウィリアム」を披露した。ところが、突如ウィリアムは妊娠中のリリーに暴力を振うなどして、次々と邸宅のコンピューター制御に異変が起こり始め、彼らは邸宅内に閉じ込められてしまう。そして招待客の二人の姿が何処かに消える。

今年になって、AIをテーマにしたミステリを読むのはこれで3冊目です。まあ、自律型AIの暴走によるパニック小説、スリラーというのは書かれるべくして書かれた作品と言える。SFとサスペンス・スリラーのハイブリッドですが、惨劇の内容はホラーに近い読み味です。ただ、それだけならそれほど新味を感じないが、最後に明らかになる事実は想定の範囲外、まさに衝撃のどんでん返しと言えるでしょう。
内容は全然共通点はないけど、評判になった「ハウスメイド」同様、登場人物が少なく読みやすい文章なので、翻訳モノが苦手な人も抵抗なく読めるのはいい。


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メイソン・コイル
2026年05月
ウィリアム
平均:6.00 / 書評数:1