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[ ホラー ]
うたかたの娘
綿原芹 出版月: 2025年10月 平均: 5.00点 書評数: 1件

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KADOKAWA
2025年10月

No.1 5点 kanamori 2026/01/15 09:13
昨年の横溝正史ミステリ&ホラー大賞の受賞作。
よく知りませんが、もともとあった二つの新人賞を数年前に統合させた賞です。名前から、閉ざされた因習の村で猟奇的な事件が起こり、背後には謎の集団が、、みたいなホラーミステリ系を対象としている様に思いましたが、募集要項を見ると、対象は広義のミステリと、広義のホラーと並記されていました。
ところが、巻末の選評を見ると今回最終候補に残ったのは全てホラー小説で、ミステリがないのです。選考委員の一人は「ミステリを読みたい」と露骨に不満を表明する始末です。主宰のKADOKAWAとしては恩義のある横溝の名を冠した賞を存続させたいと苦肉の策で合併したんでしょうが、なんか裏目にでた感がありますね、

それで肝心の受賞作ですが、評判はいいようですが、私の嗜好には合わなかった。若狭地方を発祥とする人魚伝説をモチーフとしたオムニバス形式の連作長編で、3話目の水族館の怪異現象がインパクトがあった、ただ全体を通してメッセージ性が前面に出ているのがどうも苦手、
昨年は、ちょとホラーミステリにはまっていたので、阿泉来堂の一連のシリーズや「鬼神の檻」「羊殺しの巫女たち」のようなもの期待していたこともある。


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綿原芹
2025年10月
うたかたの娘
平均:5.00 / 書評数:1