皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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| 松井玲奈 | 出版月: 2021年01月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 2件 |
![]() 集英社 2021年01月 |
![]() 集英社 2023年05月 |
| No.2 | 6点 | メルカトル | 2026/04/30 22:20 |
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| 23歳の小夜は、同棲中の恋人からのプロポーズを受けて戸惑っていた。私の年齢は、結婚をするのに適しているのだろうか――? 獣医師のセフレと奔放に夜を過ごす「パンちゃん」、恋愛ゲームのようにパパ活女子との逢瀬を楽しむ星野の前に現れた不思議な女子大生「ユイ」、才能あふれる美大の先輩に切ない恋をする「ちぃ」……現代を生きる女性のさまざまな顔を描く、たくらみに満ちた連作小説集。
Amazon内容紹介より。 男女の別なく人間が描けていると云うのはこういう事なんだろうなと思います。文体はクールで恋愛小説としてはどちらかと言えば感情を抑えた短編集となっています。しかしながら、エロ描写ではないものの、かなり性に対して踏み込んだ内容です。元アイドルで現女優という立ち位置としては大胆な作品と言って良いでしょう。 作品全体に仕掛けられた罠に嵌る事必至で、成程と唸らされました。男女の駆け引きもさることながら、男と女の本質的な違いが奔放とも言える描写によって浮き彫りにされる辺り、作者が只者ではない事を感じさせます。最早これは広義の恋愛ミステリと呼んでも差し支えないのではないかとさえ思わせます。まあミステリじゃないけど。それでも面白い、期待通りの出来栄えでした。特に『パンちゃん』が良かったなあ。 |
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| No.1 | 6点 | ことは | 2025/03/29 18:10 |
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| 1作目を楽しめたので、2作目も読んでみた。期待以上に面白かった。すごいな、松井玲奈。
文章は、ドライで、1人称でも自身を客観視しているようで、心地よい。 ミステリ読みにも、受け入れられそうだ。共通の世界を背景にした短編集という体だが、ある見せ方にミステリ的なセンスがあるし、2、3話目は語り手のキャラクターが少し普通じゃなく、サスペンス小説の導入のような読み心地で、異色作家短編が好きな人には楽しめそう。 読み終わってから考えると、タイトル、表紙(文庫のほう)も、内容を暗示しているようでセンスがよい。 |
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