皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ SF/ファンタジー ] さなぎ |
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ジョン・ウインダム | 出版月: 1966年01月 | 平均: 7.00点 | 書評数: 1件 |
ノーブランド品 1966年01月 |
早川書房 1978年12月 |
No.1 | 7点 | 糸色女少 | 2024/02/14 21:47 |
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舞台は<試練>後の中世風の村社会。ミュータントを忌み嫌い、些細な変異でも追放される社会に生まれたテレパシー能力を持つ主人公は、仲間がいることを隠して成人したが、強力なテレパシー能力を持つ妹が生まれたことから事態が発覚し、捕らえようとする村人たちから逃亡する。
息詰まるような破滅後の暮らしを鮮やかに描いたこの作品は、テレパシーを描いた小説としても一流である。また、ウィンダムの特徴である「生き残るのは誰か?」というテーマはここにも盛り込まれている。 |