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[ 短編集(分類不能) ] 赤い館 |
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H・R・ウェイクフィールド | 出版月: 1996年10月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 1件 |
国書刊行会 1996年10月 |
No.1 | 6点 | 蟷螂の斧 | 2021/03/28 11:43 |
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全編ゴースト・ストーリーです。この手のものは、ほとんど手にすることがありせんが、それなりに古き良き時代を偲ぶことが出来ました。
①赤い館 5点 休暇のため借りた館。緑の軟泥(藻)があちこちに・・・ ②ポーナル博士の見損じ 7点 博士はライバルに勉学ではいつも負けていた。しかしチェスだけは別であった。チェス大会に臨む博士はある行動に・・・ ③ゴースト・ハント 6点 心霊学者とラジオのアナウンサーが幽霊屋敷に乗り込んだ結果・・・ ④最初の一束 7点 片腕を失くした男の話。その理由には昔の風習が絡んでいた・・・ ⑤死の勝利 5点 メイドは幽霊に怯え、家主の老婆はそれを楽しんでいるようだったが・・・ ⑥彼の者現れて後去るべし 5点 友人が魔術師に呪い殺された。どうしたら復讐できるのか・・・ ⑦悲哀の湖 5点 妻殺しの疑いをもたれ引っ越した私。敷地内の湖から妻の叫びともいえるような鳥の鳴き声が・・・ ⑧中心人物 7点 「舞台劇」と「現実」が同化してゆく。そして思わぬ悲劇が・・・ ⑨不死鳥 8点 事故死した老教授が可愛がっていた鳥を私は撃ってしまった。私は数学者で超常現象など信じない。しかし、庭に集まる鳥たちの私を見る目が違うのだ・・・ |