皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ SF/ファンタジー ] 百億の昼と千億の夜 |
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光瀬龍 | 出版月: 1973年04月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 1件 |
早川書房 1973年04月 |
角川書店 1980年10月 |
早川書房 2010年04月 |
No.1 | 6点 | 虫暮部 | 2019/01/04 10:38 |
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“「神」を追い求めた日本SFの金字塔”との謳い文句、偽りではないが、そのポジションは(SFが発展途上だった)時代が多少有利に働いた結果だろう。第四章までは複数のプロローグが羅列されている感じでなかなか物語が走り出さない。後半のスケール感には目を瞠るが、既に判っている究極の答えを勿体振っている観もある。読みにくい文章、と言うほどではないが、グイグイ引っ張るには何かひとつ足りない。
但しそれらは作品がもともと孕む問題であり、“古い”とは感じなかった。 |