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[ 本格 ] ルイザと水晶占い師 ルイザ・メイ・オルコットシリーズ
アンナ・マクリーン	出版月: 2010年05月	平均: 6.00点	書評数: 1件

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東京創元社 2010年05月

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No.1	6点	nukkam	2016/06/22 11:08
(ネタバレなしです)　2006年発表のルイザ・メイ・オルコットシリーズ第3作で降霊会に密室殺人とカーター・ディクスンの「プレーグ・コートの殺人」(1934年)を連想させるような事件を用意した本格派推理小説です。とはいえオカルト要素や不可能性はそれほど強調されてはおらず、トリックに依存した謎解きでもありません。今回ルイザの家族では妹のリジーぐらいしか登場しないのですが「若草物語」的な雰囲気はこれまでの作品の中でも1番ではと思います。作者が本書を最後にシリーズを打ち切った(らしい)のはとても残念です。