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ミステリの祭典

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美由さんの登録情報
平均点:6.80点 書評数:5件

プロフィール| 書評

No.5 6点 水車館の殺人
綾辻行人
(2002/11/21 00:04登録)
「館」シリーズで一番最初に読んだのが、コレ。
コレの読後にほっぽりださず、迷路館をよんでアタリを当てた自分を褒めてやりたい、と思ったのが
真っ先に浮かんだ感想かな………
ミステリーとしても、読み物としても
一番の駄作じゃん。


No.4 6点 覆面作家は二人いる
北村薫
(2002/11/20 23:50登録)
ドラマを先に見たために、相対的に面白く感じた。しかし、N○Kのネーミングセンスっつて、痛すぎる。


No.3 6点 塗仏の宴
京極夏彦
(2002/11/12 00:07登録)
黒幕をあんな書き方したら、次からバイキンマンとアンパンマンのいつもの戦いにしかならないような気がするのが心配


No.2 7点 長い長い殺人
宮部みゆき
(2002/11/07 02:25登録)
「財布の視点」と、独立した短編としてもいいような各章の「積み上げ」を、簡潔なのに稚拙にも冷たくもならない文章でまとめているのは、地味めだけど圧倒的。とても楽しく読めた。しかし、宮部みゆきのよくある「自己顕示欲の強い犯人」像にちょっと辟易した。まぁ、模倣犯の黒幕とちがうのは、メディアに露出することが、自己の守りを固めるための、必然とまではいかなくても、戦術にはなるかな、と納得させたが・・・


No.1 9点 続巷説百物語
京極夏彦
(2002/11/07 01:59登録)
前巻最初では、軽いエンターテイメントのつもりだったのが、読み進むにつれ自分がいつの間にか百介の視点、思考、感情に同調してしまっていた。百介になって、事態の謎にやきもきしたり、又市一味に惹かれたりとした。その後に来た、最後の「お別れ」は、切ないほどの喪失感を今でも、与え続けている。一つの思い出が、閉じられていくようなラストは、爽やかな読後感の作品とは違い読者自身も作品を通して、否応無く、何かを得て何かを失ってしまわせたような気がした。9点なのは、未だに何となく哀しいからである。

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