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ミステリの祭典

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バードさんの登録情報
平均点:6.15点 書評数:326件

プロフィール| 書評

No.6 7点 蜘蛛男
江戸川乱歩
(2013/05/16 13:06登録)
犯人がいい感じに狂っていて読んでて楽しかった。丁寧な伏線のおかげで犯人の正体はかなり早い段階でわかるので、明智探偵が指摘するまで誰も犯人に気づけないのはなんとなくよんでいて笑えた。ただ若干情報を出しすぎている気もし、もう少し正体を隠す書き方だった方が盛り上がったかもしれない。
表題作じゃないもう一本は特にコメントなし。


No.5 5点 QED 百人一首の呪
高田崇史
(2013/05/11 07:29登録)
巻末の解説では現代の殺人がおまけていどになってないと書かれていたが正直おまけレベルだったと思う。真相についても特別な意外性はなかったし。
解決に至るまでの歴史的な話が少し長すぎて普通に読んでると中だるみせざるをえない。
内容的には3~4点くらいだったが今までまったく興味のなかった百人一首を少し覚えてみる気にさせてくれたので+αでこの点数。


No.4 8点 占星術殺人事件
島田荘司
(2013/05/09 00:05登録)
犯人とメイントリックが挑戦状の前で当てられた数少ない作品なので読んだあととても気分がよかった。
トリックあての難易度としては簡単すぎず難しすぎずでとてもいいバランスだと思えたし、それにとても本格らしいぶっとんだトリックだと感じた。
ただ最初の手記はとにかく読みにくく退屈でいざ話が始まってもわりと無駄話も多かった気がしてそこはやや残念だった。

だから周りの評価はとても高いが自分としてはこれくらい。(まあ8点つけてる時点でかなり楽しんでますけども。)


No.3 8点 マジックミラー
有栖川有栖
(2013/05/06 20:49登録)
初の有栖川さんの作品がこれだった。なぜ作家有栖でも学生有栖でもないこの作品からだったのか・・・?
自分はフーダニットが最も好きなのでアリバイ崩しものの評価は辛くなりがちだがこれは面白いと思えた。切符の指紋に関するトリックがシンプルだがきれいだったと思う。


No.2 9点 十角館の殺人
綾辻行人
(2013/05/06 20:35登録)
再読したのでコメントを。実は初めて読んだミステリ、自分のミステリ好きの基盤を作ったといっても過言ではない作品。
当時はこんな面白いものがあったのかと仰天した、進めてくれた友人にも感謝したい。今見れば突っ込みどころもあったがそれでも十分高評価。


No.1 5点 頼子のために
法月綸太郎
(2013/05/06 20:26登録)
手記形式ということで最初から手記の内容は半信半疑だった。だから真相の目星はつけられたが論理的には説明できなかった。
悔しい。

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