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ミステリの祭典

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南青山骨董通り探偵社
南青山骨董通り探偵社

作家 五十嵐貴久
出版日2015年03月
平均点4.67点
書評数3人

No.3 4点 mediocrity
(2019/04/05 18:03登録)
途中まではキャラクターの設定を含めてそこそこ楽しめたけど、中盤から話がグダグダし始めて、最後は2時間ドラマで量産作家がよくやる「なんとか辻褄を合わせて終わらせた」みたいな感じだと思った。4~5点て所だけど、2作目を読もうとまでは思えなかったのでちょっと辛めに4点で。

No.2 5点 makomako
(2015/06/23 18:49登録)
 さらりと読めてまあ楽しめるのだが、そこまでといった感じです。お話はなんだかむちゃくちゃ風ではあるが、まあこれぐらいならありかな。
 嫌みなく読みやすいのですが、あんまり多くを求めてはいけない雰囲気ですので、暇つぶしにはちょうど良いかも。
 シリーズものとなるようなので、次もまあ読んでみよう。

No.1 5点
(2015/05/20 09:59登録)
文庫オリジナル、新シリーズ。
ビブリア古書堂のようなライト文芸っぽいイラスト表紙の多いなか、写真で構成された地味な表紙で目を引いた。ただタイトルは、なんとなくライト感がある。

大手企業に勤める井上雅也は、探偵社の社長・金城に勧誘され、アルバイトとして雇われ、とある中学のレイプ事件に関わっていく。

探偵社の社員全員がそれぞれの持ち場で活躍する推理モノ。
社長以外のメンバーは、井上のほか、中堅の立木、刑事出身の徳吉、女性探偵の朝比奈玲子、バイトの真由美、美紀の顔ぶれ。
女性警察官からの依頼とはいえ、社運をかけたように、メンバー全員がレイプ事件に関わるのはちょっと不自然だ。探偵社を捜査1課にすれば警察モノと変わらないのも気にはなる。
とはいえ、個人的にはとても新鮮な感じがした。
井上視点で彼の身近なところを描きながら、徐々に社員の活躍の場を見せるあたりは、シリーズ第1作としてわかりやすい構成だと思う。
シリーズが進んで、もっともっと群像劇っぽくすれば面白くなるかもしれない。
ミステリー的に注目すべきは後半の二転三転。そんな捜査の過程はそれなりに楽しめた。
犯人当てとしては全くのルール違反。だから本格ミステリーとは言えない。

ラストの甘っちょろさには首を傾げるが、確実にシリーズ化されそうな終わり方だったので、今後に少しだけ期待してみよう。

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