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ミステリの祭典

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Bハナブサへようこそ

作家 内山純
出版日2014年10月
平均点5.00点
書評数3人

No.3 5点 ボナンザ
(2023/06/03 12:44登録)
さっくり読めるが、意外性や独創性は感じられず。

No.2 4点 青い車
(2018/12/14 17:22登録)
 最終話を除いて登場する事件はビリヤードと特に関係なく、ごくオーソドックスな体裁の連作です。持ち込んだ独自の素材が話と溶け合わず分離したままなのが残念で、事件の鍵をビリヤード用語になぞらえるという範囲にしか活かされてないように思えます。よけいな設定をどけて普通のミステリ一本で勝負した方が面白いのでは?

No.1 6点 名探偵ジャパン
(2015/03/26 18:18登録)
第24回鮎川哲也賞受賞作品。
「ビリヤードハナブサ」に持ち込まれる事件を、アルバイトの青年が安楽椅子探偵よろしく解決していくという連作短編集。
実にオーソドックスで、この手の連作短編集にありがちな、最後にどんでん返し的なものもなく、奇をてらわない本格。
各事件の謎を解く鍵が、ビリヤード用語から連想される、という、最近流行の職業うんちくものの要素もある。
事件、トリック、キャラクター、全てが、敷かれたレールから一ミリたりとも外れない作りで、作品を言い表すとするなら、悪い言い方に聞こえるかもしれないが、「偉大なるマンネリ」(一作目なのに)。刺激を求める若い読者には物足りないかもしれないが、こういう路線はなくしたらいけないと思う。
エキセントリックな設定や、びっくり箱のようなどんでん返しもない、本作のようなものがミステリの賞を受賞したというのは、喜ぶべきことなのかも。

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