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ミステリの祭典

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水底の棘
法医昆虫学捜査官

作家 川瀬七緒
出版日2014年07月
平均点6.67点
書評数3人

No.3 6点 makomako
(2021/08/06 20:17登録)
 シリーズ最初から読もうと思って買ったのがこの作品。なんと3作目でした。インターネットで購入すると時にこういったミスをしてしまう。
 まあこれから読んでもあまり困ることはないのですが、一応敬意を表して前の作品も購入して読むこととします。
 さてこの作品ですが、昆虫があまり得意でない私にはかなりグロイ所もあります。でもこういった変わった切り口はなかなか興味深いものでした。
 ただ本作品では法医昆虫学者の赤堀さんはかなり活躍するのですが表題となるほどではなく、むしろ警察小説に協力するといった感じでしたね。
 

No.2 7点 猫サーカス
(2018/05/21 18:49登録)
遺体に付着していたウジや微生物を調べ、得られた情報をもとに、多面的な推理を働かせ、徹底的に調査をすることで事件の核心に迫る。この過程が緻密で論理的に描かれており、独特のダイナズムを感じさせる。さらに川べりで菜園にいそしむ老婆や、彫師の老人など、個性の強い人物が次々に登場し、ユーモラスな場面をはさみつつ展開するストーリーは痛快極まりない。

No.1 7点 虫暮部
(2014/09/03 20:17登録)
 種々雑多なネタを惜しまずぶっこんでいる感じが小気味良い。ウミケムシ、画像検索してみた。うわぁ~……。

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