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ミステリの祭典

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木野塚探偵事務所だ
木野塚佐平シリーズ

作家 樋口有介
出版日1995年05月
平均点5.33点
書評数3人

No.3 4点 まさむね
(2024/05/19 18:46登録)
 ハードボイルド小説をこよなく愛する木野塚佐平氏が、警視庁(ただし経理一筋)を定年退職後に念願の探偵事務所を開業!
 木野塚氏の語り口も含め、本人の理想と現実のギャップが楽しい。秘書の梅谷桃世クンともいいコンビだとは思うのですが、事件の真相自体はアレレな感じなので、この採点でご勘弁ください。

No.2 4点 ボナンザ
(2023/12/23 17:28登録)
ギャグ風味ながらどこかに哀愁漂う短編集。

No.1 8点 makomako
(2014/06/27 17:56登録)
警視庁を定年退職した木野塚氏が唯一の趣味であったバードボイルド探偵を目指して探偵事務所を開く。警視総監賞まで受けているのでが、実は経理一筋で警察行為は全くないが、人生残り少ないのだから思い切りやりたい仕事をやるつもりだが、なかなか現実はそうはいかない。といったお話。
面白い。徹底的にハードボイルド探偵を茶化しているのだが作者特有の表現が効いていて楽しく読めた。
次作を期待しています。

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