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ミステリの祭典

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てのひらに爆弾を

作家 黒武洋
出版日2013年06月
平均点4.50点
書評数2人

No.2 5点 YMY
(2019/06/02 08:13登録)
罪なき市民を恐怖に陥れる衝撃的な物語。
携帯電話が爆発し、女性が重傷を負った。やがて同様の事件が起き、犯人は携帯電話会社に5千万円を要求してきた。だが、その後の犯人の動きはいささか不可解なものだった。犯人の目的は?なぜ携帯電話会社を脅迫するのか?
無差別殺人という大胆な犯罪を描く本作。だが、社会のあちこちで起こる救いようのない悲劇を止めるには、それだけのショックを与えなければならないのかもと思わせる説得力がある。社会的サスペンスといえるでしょう。

No.1 4点 虫暮部
(2014/05/09 10:03登録)
なんだかバランスの悪い、歪な作品。
 ラムちゃんと警察官が親子、という偶然は許容範囲を超えているし、その割にストーリー上の効果は乏しいと思う。

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