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ミステリの祭典

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天使の牙
明日香シリーズ

作家 大沢在昌
出版日1995年06月
平均点7.33点
書評数3人

No.3 7点 itokin
(2013/03/17 11:25登録)
大沢ワールド全開といった作品です。読みやすく、テンポよく、最後までだれることなくまとめあげてるのは流石です。ただ、警察の腐敗のひどさと究極の移植手術に違和感をぬぐえないので近未来の物語に思えのめり込めない。

No.2 8点 りえ
(2004/01/30 22:16登録)
「天使の牙」・「天使の爪」
続編の方から読んで、ハマった。大沢作品は読みにくそうと、実に勝手なイメージを持っていたが、実際はさくさくと読めてしまう、すっきりした文章だった。
牙の方は後半、盛り上がるべきはずなのにやや迫力が落ちた感があった。
主人公をはじめ、登場人物に魅力がある。だから一緒にハラハラドキドキ出来たなぁ。映画は確かにミスキャストだね。

No.1 7点 ごんべ
(2003/08/12 18:03登録)
「天使の牙」
映画化もされ話題かと思いきやまだ誰も採点してないのですね。
ミステリとは言い難い面もあるのは事実ですが…
超人的な体力を持つ「男」が主人公のハードボイルドは好みじゃないのですが、この作品は主人公が「か弱い美女」。しかも本当に「か弱い」。
ただ中身(心)は「強い」けど。
警視庁内部の腐った人間は誰か、と言うのが謎と言えば謎だけど、それもそんなに本編に影響はしないし…
ただ小気味良い展開だから文庫上下でも一気に読めた。

映画はミスキャストだと思う。まだ観ていないから何とも言えないけど…

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