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ミステリの祭典

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古書店アゼリアの死体
葉崎市シリーズ

作家 若竹七海
出版日2000年07月
平均点6.00点
書評数5人

No.5 5点 測量ボ-イ
(2013/09/15 17:19登録)
まあまあの作品なんですけどね、何かこうリ-ダビリティ
が不足気味でしょうか。
謎の提示とその解決、伏線はひととおり揃っているのは
好感。

(余談)
ロマンス小説の薀蓄は結構面白かったかな?あのヒラリ
-・ウオ-が女性名義でこの手の小説を書いていたとは
ビックリです。

No.4 5点 kanamori
(2011/11/02 19:04登録)
湘南の架空の街・葉崎を舞台にしたコージー・ミステリの第2弾。
ロマンス小説専門の古書店を中心に、名門一家のゴタゴタと街中の人々の人間関係が絡む殺人事件だが、前作ほど謎解きの魅力が感じられず。
ゴシック・ロマン小説に関する作者のウンチクは微笑ましいものがあるが、ここは”ミステリー専門古書店”にしてほしかった。
まあでも、地方都市の昔ながらの古書店の雰囲気は好きだな。明日は「神田古本まつり」にでも行ってくるか。

No.3 4点 メルカトル
(2010/08/09 23:36登録)
古書店アゼリアの女主人ばかりが目立って、他の登場人物の影が薄く個性が感じられない。
この作者はやはり長編には向いていないように思われて仕方ない。
デビュー作のような連作短編集をもっと書けば良いのにと、勝手な希望を抱いてしまう。
ラストは捻りが効いているが、事件そのものとは関係ない為あまり評価できない。
それとやはり前作同様、冗長である。

No.2 6点 884
(2003/12/22 11:45登録)
 最後は若竹に一般的などろどろ内幕エンドです。確信に近いと思われた人の推理が決着した後で、それぞれの自分だけが知っている真相をちょろっとずつ独白します。なかなか読後感がすごいです。
 古書店アゼリアについては作者の趣味なんでしょうか。正直ロマンス小説というのを読んだことがないので、なんとも言えないんですが。ハーレクインの親戚みたいなやつなら、表紙見るだけで遠慮しておきたいと思われます。

No.1 10点 くるくる
(2002/01/28 15:36登録)
文体が良い。

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