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ミステリの祭典

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4ページミステリー

作家 蒼井上鷹
出版日2010年12月
平均点4.33点
書評数3人

No.3 4点 ナノ
(2013/05/16 18:13登録)
全てが極力無駄を省いた作品なので、少しでも蛇足っぽい表現はトリックのポイントであると分かってしまいます。
なので、この本はアイデアを楽しむ物であってトリックの良し悪しを見る物ではなかったです。

内容は、かなり似通ったパターンの話が多くて途中からダレてしまいました。短編集なのに読者を飽きさせるというのはなかなかだと思います。
4ページという制約上で60作も書いたという点で評価プラスですが、それでもイマイチな作品でした。

No.2 5点 まさむね
(2012/06/24 21:04登録)
 タイトルどおり,4ページの掌編のみで構成。思わずニヤリとさせられる作品も確かにあるのですが,ちょっと意図が分からない作品もありましたねぇ。
 まぁ,スキマ読書としては便利(?)だったのでこの点数としますが,さすがにこのページ数だとミスリードにも限界があって,「オチが読みやすい」面は否定できません。それと,60作品を通読するのは結構辛いと思いますので,ちょっとずつ読んでいく方がベターかも。

No.1 4点 メルカトル
(2011/07/10 21:52登録)
全て4ページのショートショートが60篇収められた短編集。
必ずしもミステリと言う訳ではなく、むしろジャンル不明の単なる小説の方が多い。
全く捻りのないもの、オチのないもの、様々。
たった4ページのわりに読みづらく、結構苦痛であるし、そもそもこのページ数でミステリを詰め込むのは無理があるようだ。
ついでに、この人の文章は私には合わないかも知れない。

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