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ミステリの祭典

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長い長い殺人

作家 宮部みゆき
出版日1992年09月
平均点6.30点
書評数27人

No.7 6点 ろん
(2003/08/22 09:46登録)
財布の視点でみた話で、普通の小説では語られない部分を見事に描写していて新鮮味がありますね。しかし、ストーリーとしては「普通におもしろい」という感じです。着眼点が良かったのですね。

No.6 5点 小太郎
(2003/04/02 00:02登録)
シドニィ某の英語教材(コインの冒険)を連想してしまいました、すみません(苦笑)

No.5 6点 keisuke
(2002/12/01 11:25登録)
財布が事件を語る。おもしろい設定です。
また、読みやすく、ページの進みぐらいがはやかったです。読んでみてそれなりに満足でした。

No.4 7点 美由
(2002/11/07 02:25登録)
「財布の視点」と、独立した短編としてもいいような各章の「積み上げ」を、簡潔なのに稚拙にも冷たくもならない文章でまとめているのは、地味めだけど圧倒的。とても楽しく読めた。しかし、宮部みゆきのよくある「自己顕示欲の強い犯人」像にちょっと辟易した。まぁ、模倣犯の黒幕とちがうのは、メディアに露出することが、自己の守りを固めるための、必然とまではいかなくても、戦術にはなるかな、と納得させたが・・・

No.3 10点 美来
(2001/08/31 14:27登録)
それぞれの財布の語り口にも個性があって,一つ一つ,短編としても面白く読めます。
犯人がわかっても,何度でも読んでます(^^)
犯人の財布の章、少年の財布の章が特に好きです。

No.2 7点 アデランコ
(2001/07/25 16:55登録)
関係者の財布が語る設定は新鮮。
最初の刑事の財布では彼の名前が出てこないから、犯人の財布を読み始め「これは、叙述かな」とも思った。
さすがにそんな事はなく、宮部さんらしくまとまってました。
それぞれの語り口も様々でした。

No.1 9点 さわ
(2001/05/16 11:27登録)
後半ちょっとくどいかな?ってとこがありますが
財布が語るなんて設定、ぜったい宮部みゆきくらいしか書かないと思った。
視点がかなり面白いし、細部まで凝ってるので好き。

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