home

ミステリの祭典

login
新・新本格もどき

作家 霧舎巧
出版日2010年10月
平均点3.33点
書評数3人

No.3 1点 smt419
(2024/04/04 21:49登録)
ひどすぎ・・・。まず、読み難い。問い掛け問答みたいなやりとりが続き、食傷気味。全く記憶に残らない。途中で読むのをやめました。

No.2 4点 メルカトル
(2011/01/25 00:18登録)
第一話の『人狼病の恐怖』はそこそこ面白かったので、期待したが残念な結果に終わってしまった。
霧舎氏の初期の作品は結構好きで読んでいたが、それ以降は方向性が本格から離れてしまったようで、ミステリ界はまた一人本格の担い手を失った気がする。
本作に関しては、文体が合わなかったせいか、それとも私の読解力のなさのせいか、短編にもかかわらずストーリーが、すんなり頭に入ってこなかった。
登場人物にも魅力が感じられず、感情移入の余地もなく、所詮「もどき」だと思ってしまったのは、作者の目論見が外れてしまったとも言えるのではないだろうか。

No.1 5点 kanamori
(2010/11/20 18:54登録)
パスティーシュ連作短編集の第2弾。今回は新本格第二世代の作家・作品をもどいています。
最初の数作は、いきなり前作を踏まえたシチュエーション、人物設定になっていて若干不親切な創り。前作の状況を憶えてないと判りずらい。
最後のオチが綺麗に決まった「すべてがXになる」と、ノックスの十戒を悉く破っていく趣向の「覆面作家は二人もいらない」が印象に残りましたが、パロデイとしての出来は前作よりだいぶ落ちる感じがしました。

3レコード表示中です 書評