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ミステリの祭典

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犯人のいない殺人の夜

作家 東野圭吾
出版日1990年07月
平均点6.76点
書評数29人

No.9 8点 野良猫
(2005/05/28 00:09登録)
あまり話題には上がらないが、相当質の高い短編集だと思う。このネタを短編でさらりと書き上げてしまう東野圭吾ってやっぱりすごい作家なんだなぁ。
個人的には表題作と「小さな故意の物語」がお勧め。

No.8 6点 ばやし
(2004/01/11 20:10登録)
短編集が読みたい気分の時にぜひ読んでもらいたいですねーあんま覚えてないんだな(爆)

No.7 8点 Dain
(2003/12/09 00:33登録)
本当に良く出来た短編集です。特に表題作は最高です。何回も読み返したくなりますね。

No.6 7点 HS
(2002/11/06 14:40登録)
本、全体として評価するとこれぐらいの点数になります。
ただ、表題作である「犯人のいない殺人の夜」のみで言えば10点です。この作品は本当に良くできてると思います。確かに、「そうする必要は無いんじゃない?」と言える部分はありますが、この作品には叙述によってしかできない、極上の快感があります。(そうしないとこのトリックは成り立ちませんし、大目にみましょう)こういう快感を味わえる小説はそうそう無いと思います。
その他の作品は、東野さんにしてはストレートな印象です。

No.5 6点 norito_japan
(2002/09/23 01:16登録)
「小さな故意の物語」「踊り子」はよかった。「エンドレス・ナイト」変な大阪弁でした。叙述は苦手です。

No.4 7点 テツロー
(2002/05/06 23:21登録)
 表題作、叙述トリックの良品。だが、偽名を使う必要はなかったんじゃないかな?ちょっとそこがひっかかった。
 「小さな故意の物語」動機面で、西澤保彦氏の「死者は黄泉が得る」を連想した。でもこっちのは、まだ切ないと感じる方が勝っている。やるせないなと思う。
 内容的には上記2作が良かった。他、2,3挙げると、
 「踊り子」男二人のやりとり、気持ちはわかるが、うざったいは、じれったいは…
 「エンドレス・ナイト」商売人の意地というと、やはり関西人になるんですかね?まあ確かに「これで設けたる」というのは関西人のほうがしっくりくるかな…
 「白い凶器」狂いの描写はパターンかな?動機もこれは分かり易かった。

No.3 9点 ゲンタ
(2002/01/20 19:53登録)
短編はあまり好きではないのですが、これはおもしろかったです。ハズレがなかった。

No.2 9点 美来
(2001/08/07 14:22登録)
良くできた短編集です。何度読み返してもおもしろい。
でも。。。やりきれない話も多くて。マイナス1点。

No.1 9点 あき
(2001/07/06 15:47登録)
短編集としては、かなりおもしろいと思います。
特に最後の犯人のいない殺人の夜はびっくりしました。
トリックが分かってからもう一度読むと、よりおもしろいかも。

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