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ミステリの祭典

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和菓子とアン
和菓子のアンシリーズ

作家 坂木司
出版日2010年04月
平均点6.25点
書評数4人

No.4 4点 yoshi
(2017/02/01 13:58登録)
謎解きが安易でまったくワクワクしない。
キャラクターを評価している人もいるようだが、
マンガみたいなキャラで取ってつけた感がある。
女子力の低い主人公というのは少し新鮮で良かった。

No.3 6点 makomako
(2014/03/19 21:04登録)
 これはミステリーというよりテレビの連ドラ風のお話です。読んでいていやみはなく実に読みやすいがインパクトといったものはほとんどない。
 殺伐とした小説よりはずっとよいが、アームチェアーデテクチブとして読んだら大いに物足りない。
 NHKの連ドラを毎日見て楽しんでいる人にはお勧めだが、複雑なトリックを好む読者だと「なにこれ」といった感じとなるかもしれません。

No.2 8点 ナノ
(2014/03/13 10:49登録)
和菓子ミステリという新鮮な響きに惹かれて購入。
ただの和菓子屋ではなく百貨店の和菓子屋ということで人間模様がより豊かな広がりをもって描かれており、またお店で働く面々のキャラも際立っています。

謎については和菓子の業界用語や由来に依拠したものが多くワンパターンな気もしましたが、そこは新たな知識を収集できた満足感とで相殺。物足りなく感じるのは本物の和菓子職人さんくらいでしょう。

ちなみに主人公は同作者の「切れない糸」の舞台であるクリーニング屋で働く松竹梅トリオの1人、梅本さんの娘。世界観も共有しており、向こうを読んでいればより楽しめることでしょう。

No.1 7点 白い風
(2012/09/12 22:14登録)
デパ地下食品売り場での10代の女の子がアルバイト先での日常ミステリー。
これも一種の安楽椅子探偵ものですね。
和菓子の名前の由来など、大いに楽しめました。
それに店員のキャラクターがそれぞれ個性的だったしね。
シリーズが続くといいな~。

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