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ミステリの祭典

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死んだ時間

作家 佐野洋
出版日1963年11月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 7点 斎藤警部
(2015/10/14 11:49登録)
いくら俺と浮気旅行の最中だったからって、折角のアリバイを否定するのかこの女は、殺人容疑が掛かってるってのに。。 ともかく独自の捜査を始める俺だったが、その行く手には思わぬ犯罪の闇が。。 って感じでしたかね、詳しい所はもうさっぱり記憶にありませんけどね、とにかく相当に面白い昭和の本格推理なんですよ。洋ちゃんファンならまず必読だね。

No.1 6点 kanamori
(2010/05/08 15:33登録)
女性タレント殺人事件の犯人として自首してきた女はれっきとしたアリバイがあった。
初期の作品で、ホワイダニットを前面にだした秀作です。著者自身も好きな作品のひとつと言っているだけに、謎の設定と意外な展開はなかなか読ませます。
謎の中心となる女性はストーリー上最後まで姿を見せず、その不可解性を高めているのも巧い構成だと思います。

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