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ミステリの祭典

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新・本格推理02黄色い部屋の殺人者
鮎川哲也監修・二階堂黎人編

作家 アンソロジー(国内編集者)
出版日2002年03月
平均点6.00点
書評数3人

No.3 5点 ボナンザ
(2014/04/09 15:30登録)
二階堂の評価通り、樽の木が傑出した傑作。
それ以外の作品も及第点。

No.2 6点 kanamori
(2011/01/03 15:06登録)
アマチュア投稿マガジンの新シリーズの2年目。
「樽の木荘の惨劇」の男女合作の方は、昨年の入選作ともども読ませる文章でプロレベルです。これが本書の個人的ベスト。
ほかには、天宮蠍人氏の不可能トリックもの「時計台の恐怖」、誘拐ミステリ「窮鼠の悲しみ」が印象に残った。
東川篤哉氏の家屋消失トリックも面白いが、独創性に欠けるように思います。

No.1 7点 Tetchy
(2010/05/01 22:56登録)
期待値が高い中、8編中、傑作と思ったのは2編。「窮鼠の哀しみ」と「『樽の木荘』の惨劇」の2編だった。
その他6編中、佳作だと思われるのは「湖岸道路のイリュージョン」ぐらいか。

前巻がよかった分、読み手の要求するハードルの高さは高くなった。だからこそ次はどんな作品、トリック、世界を読ませてくれるのかが非常に気になる。プロの作品の出来を求めないよう、こちらも気をつけなければならないのか。それとも商業として成り立つべき最低ラインをクリアしていなければならないと厳しい目で見るのか。難しいところだ。

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