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ミステリの祭典

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夏の最後の薔薇
改題『嘘は罪』

作家 連城三紀彦
出版日2001年07月
平均点6.00点
書評数3人

No.3 6点 みりん
(2023/06/07 08:04登録)
夏の最後の薔薇 8点
薔薇色の嘘 7点
嘘は罪 8点
罪な夫婦 6点
夫婦未満 5点
満天の星 6点
星くず 4点
くずれた鍵 4点
鍵穴の光 5点
仮橋 8点
走り雨 7点
雨だれを弾く夏 7点

登場人物が全員浮気していると言っても過言ではないくらい浮気がテーマの短編集。 
「夏の最後の薔薇」「嘘は罪」「仮橋」「雨だれを弾く夏」あたりが良かったです。

No.2 6点 take5
(2019/07/23 23:54登録)
連城ファンとしては、押さえとこうと思いました。
短編集でこれだけ嘘が元の心理的反転が続くと、
似ていて少し食傷気味かなと。
題名もちゃんとループしていて、凄いのですが…

No.1 6点 まさむね
(2019/01/12 21:28登録)
 2001年に「夏の最後の薔薇」として刊行された短編集。文庫化に際し「嘘は罪」に改題。私は文庫で読みました。
 12の短編が収録されており、いずれも「浮気」をテーマにしています。いや、正確には「純愛」が根底テーマと言うべきでしょうか。作者らしい反転が楽しめますが、特に前半に収録された作品の方に良作が多いような気がします(中盤以降は似通った構成の作品も…)。1編ごとには簡潔で読みやすいですので、スキマ読書としてもいいかも。

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