ぶぶ漬け伝説の謎 裏京都ミステリー |
---|
作家 | 北森鴻 |
---|---|
出版日 | 2006年04月 |
平均点 | 5.33点 |
書評数 | 3人 |
No.3 | 5点 | まさむね | |
(2015/08/22 23:31登録) 裏京都ミステリーシリーズの続編。 登場するキャラ自体は嫌いではないのですが、ミステリ度は前作よりも落ちる印象。ちょっと強引というか、こねくり回し過ぎというか…。京都に関する小ネタが仕入れられるのは嬉しいですけどね。 |
No.2 | 6点 | ウィン | |
(2010/09/25 12:14登録) 相変わらず料理が美味しそうだ。 でも読む度に言っていては疲れるので、敢えてこれ以上は言わない。 前作に比べると、少し劣る感じがした。 俺はこれをミステリーとしてではなく、京都に関する雑学・知識を得る本だと思って読んでいる。 ぶぶ漬けの話などは、なかなか興味深い。 白味噌は甘い、と言われるが、俺はそんな風に思った事はない。まあ確かに普通の味噌などから比べると、格段に甘いのだろうが。 |
No.1 | 5点 | makomako | |
(2010/04/03 07:31登録) 北森鴻の短編集は謎を解くというより登場人物の会話と雰囲気や薀蓄を楽しむといった要素が大きいので、読者にとって登場人物がいかに気に入るかによって作品の楽しみが大きく変わる。このシリーズは魅力的な登場人物が多い北森作品の中ではちょっと馬鹿っぽいキャラクターに振りすぎており残念ながらあまり好みではない。美意識と孤独感を内に備えた人物の小説を書いているとこんなタイプのも書きたくなったのだろうか。 |