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ミステリの祭典

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このミステリーがすごい!2010年版
「このミステリーがすごい!」編集部

作家 雑誌、年間ベスト、定期刊行物
出版日2009年12月
平均点4.00点
書評数3人

No.3 5点
(2010/09/12 18:24登録)
昨年に引き続き季節はずれな書評です。「ミステリが読みたい 2010年版」は早い時期に目を通しましたが、こちらは古本を購入し、読破。読破というほどではありませんが、「隠し玉」「私のベスト6」は夢中になって読んでしまいました。面白かったですね。ランキングの見せ方としてはあっちが上ですけど、企画ものに関しては、こちらが勝っているようです。さすが老舗です。
ガイド本で楽しめるなんてホント幸せ者です(笑)。

No.2 3点 Tetchy
(2010/07/13 20:58登録)
マスコットキャラの登場といい、冒頭の俳優のインタビューといい、なんだかどんどん方向性が変わっていっている。
もうこれはミステリ愛好家のための書物ではなく、ただの商業誌に成り下がってしまった。
まあ、出版不況にミステリの売れない時代と云われて久しいから、普段本を読まない人を取り込むためのポピュラー路線なんだろうけど、昔から『このミス』を読んでいる者にとってはなんとも云えない残念な思いがある。

毎年のミステリシーを振り返る資料としての意義しかなくなって来たなあ。とりあえず宝島社お抱え作家の書き下ろし短編は要らない。

No.1 4点 江守森江
(2009/12/17 01:54登録)
近隣の書店では平台に山積み+「このミス」コーナーまであった。
一方で、先日、平台に数冊あった「早ミス」「本ミス」は棚に一冊づつ残されただけ。
ランキングの内容なんか関係なく書店にとっての宣伝効果は「このミス」の圧勝なのだな~と、なかば呆れてしまった。
短編のページが増えて、ランキングと隠し玉は立ち読み、短編は図書館待ちの二度手間になる(海堂尊とバクシンオーは好きだけど面倒くさい)
短編なんか無くても買う人は買うので短編を排除して三百円ででも発売したらよいかも。
私的には、ミステリーの各種ランキングは2chの書き込みで侃々諤々しているのをネタとして見る楽しみの為にある。
※ランキングの感想を少し(国内限定)
不作と思える年度には東野圭吾のネームバリューは圧倒的に強い。
好きな作家だが米澤穂信の対象作品はやや過大評価だろう。
※水増しされた短編に嫌みを込めて+1点。

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