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ミステリの祭典

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四日間の奇蹟

作家 朝倉卓弥
出版日2003年01月
平均点5.00点
書評数4人

No.4 5点 斎藤警部
(2015/08/11 16:09登録)
面白く読めたけど、エンディングに感動も驚きもなかったね!
むしろ物語途上の清冽な雰囲気こそ記憶に残っている。
このミス大賞なのにミステリ要素が極薄なのには驚き。別にそれはいい。

No.3 6点 sophia
(2014/04/14 20:58登録)
事故を契機に真理子が急に物語の中心に入ってきた印象を受けました。
それまであまり重要人物のような描かれ方をしていなかったもので。

No.2 2点 江守森江
(2009/11/03 07:56登録)
先に断っておくが、作品自体は映画も含めて酷い訳ではない。
「どこまでをミステリーの範疇に含めるか」について人それぞれだとは思うのだが、出版社自らミステリーと銘打った大賞を受賞させた時点で一考を要する。
東野圭吾「秘密」や横山秀夫「クライマーズ・ハイ」等と同様に自分のミステリー地図上では境界線上か存在しない分野の作品。
それ故、敢えて「ミステリの祭典」に拘りミステリーの範疇に含めない扱いで2点とした。
※因みに、純然たるSFやホラーはミステリーとは別物と思っているし、好みではない。

No.1 7点 ZAto
(2009/11/02 22:53登録)
もちろん人によって感じ方は様々であっていい。
真理子に降りかかった悲劇に同情し、慟哭に耳を傾けて彼女の短い一生に思い入れながら読むのも正解。
それほどスリッパをパタパタさせて物語に登場した岩村真理子は女性は魅力的な光を放っているのだが、
私としては敬輔というフィルターを通して真理子を見ることで、
初めて綴られる運命と再生を素直に享受できる気がしてならないのだ。

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