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ミステリの祭典

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新本格謎夜会〜ミステリー・ナイト〜
綾辻行人・有栖川有栖監修

作家 事典・ガイド
出版日2003年09月
平均点6.67点
書評数3人

No.3 7点 測量ボ-イ
(2010/08/01 12:13登録)
綾辻、有栖川をはじめとするミステリ作家の謎解きとト-ク
ショ-を折りまぜたイベントの模様を収録した本。
結構、面白かったです。
イベントで使用された課題(謎解き)も意外と本格的でした。
僕自身も、密室の謎は大体想像つきましたが、犯人指摘には
至りませんでした。

あとト-クショ-で好きな作品を聞かれるシ-ンがあり、麻
耶雄高氏が「グリ-ン家殺人事件」、有栖川有栖氏が「黒い
トランク」を挙げていたことが妙に嬉しかったです。

No.2 7点 vivi
(2010/01/14 01:39登録)
イベントの書籍化ですが、
当時の新本格ブームの盛り上がりを知らなかった私には、
とても楽しい本でした♪
トークショーとかも、面白かったし。

採点してみたら結構取れてたので、嬉しかった記憶があります☆

No.1 6点 江守森江
(2009/08/27 10:10登録)
先に、本来どのカテゴリーに掲載すべきか微妙な本である事を記します。
新本格生誕15年周年を記念した推理イベントを丸ごと一冊にした本です。
代表的な新本格作家達の座談会やインタビューは作家の自己批評書や読書ガイドとしても優れていると思うので、このカテゴリーにしました。
しかし、監修者を見てお分かりの様に、この本の目玉は、謎解きイベントを小説化した作品です。
テレビでお馴染み「安楽椅子探偵」シリーズの実演版を小説化した作品と思える物で「読者挑戦物」好きな私には非常に嬉しい作品でした。
この本が出版された当時の本格の主流は"まだ"論理的パズラーだったな〜と実感した。

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