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ミステリの祭典

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毒草師 白蛇の洗礼
毒草師シリーズ

作家 高田崇史
出版日2008年04月
平均点5.33点
書評数3人

No.3 4点 TON2
(2013/01/15 18:42登録)
朝日新聞出版
 シリーズ2作目で、もう飽きてしまいました。
 トリックの設定に無理があると思います。また、登場人物のお茶会での自殺もいただけません。どう考えても死ぬほど追いつめられているとは思えません。

No.2 6点
(2009/10/13 22:34登録)
トリックはないんですが、歴史蘊蓄ものが好きなのでこの点数。

No.1 6点 makomako
(2009/07/10 14:58登録)
毒草師の第2弾。カンナよりは歴史推理ががっちりしているが、事件の推理に問題がある。推理小説の面白みのひとつは困難な事件をいろいろ探索していってもどうしても解決できず、そこで名探偵が登場してさっそうと解決に持ち込むところにあると思う。この間に作者が仕掛けたトリックや伏線がたくみに仕込んである。私などはたいていはだまされて探偵さんのご意見を拝聴して唖然とする。この小説では名探偵が快刀乱麻を断つといっても、ほとんど事件のことを知らない赤の他人がみんながわからないことをあっという間に解決してしまう。解決までの回り道など全くしないし伏線等もほとんどない。これでは複雑怪奇にみえた事件の最後に一部始終を見ていた目撃者が出てきて解決しましたといっているのとあまり変わりないではないか。もっと面白くなりそうなシリーズなのでもう少しがんばってもらいたいのだが。

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