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ミステリの祭典

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カンナ 天草の神兵
カンナシリーズ

作家 高田崇史
出版日2009年01月
平均点5.00点
書評数3人

No.3 5点 TON2
(2013/01/17 18:27登録)
講談社NOVELS
 カンナシリーズ第2作。舞台は天草。
 天草四郎は3人の姉がいる四男だったのになぜ四郎なのかという謎が解かれます・また、天草の乱は領主の苛斂誅求による百姓一揆の側面と、キリシタン弾圧によるキリシタンの蜂起の側面がありますが、幕府は一貫して百姓一揆として扱ったということです。
 1作目の「飛鳥…」に比べると、謎解きと民俗学的興味が格段に落ちます。

No.2 5点
(2009/10/14 21:37登録)
気軽に読める本。
天草「四郎」のなぞの解釈は、面白かったです。

No.1 5点 makomako
(2009/06/21 07:43登録)
今回のカンナシリーズはQEDより執筆が早いが、その分内容も薄い感じ。QEDのようにやっていてはいずれ行き詰るだろうが今回の天草の神兵では歴史推理もいまいちだが、肝心の事件のほうがさっぱりだった。採点5点はひいきの作者であるからでそうでなければもう少し点数は下がる。ただ読みやすいことは読みやすく時間つぶしぐらいなら良いでしょう。

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