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ミステリの祭典

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アリスの国の殺人
オールスターもの

作家 辻真先
出版日1981年04月
平均点5.67点
書評数3人

No.3 5点 ぷちレコード
(2024/12/04 22:00登録)
児童文学出版社の社員である主人公・アリスを愛する青年が、心ならずも漫画は雑誌の編集をやらされている現実界の編集長殺害事件と、彼が夢想世界で念願のアリスと結婚する間際、嫌疑を受ける密室でのチェシャ猫殺害事件が交互に展開する。
現実界、ふしぎの国それぞれの事件に大胆なトリックが工夫されているが、両方のストーリーをつなぐ仕掛けにも抜かりがない。現実界、ふしぎの国の確証の題名も徹底して日本語で言葉遊びが行われていて作者のこだわりを感じる。

No.2 4点 蟷螂の斧
(2012/05/01 11:17登録)
夢の世界では、ニャロメや鉄人28号が登場し漫画チックでありますが、言葉遊びや漫画はどうも趣味に合いませんでした。現実の世界でのトリックの発想は面白いと思いましたが、現実味としてはどうか?といったところでしょう。夢の世界(アリスの国)と現実の関連が、いまひとつピンと来ない物語でした。

No.1 8点 monya
(2011/06/10 18:37登録)
日本におけるメタミステリの先駆け、辻の代表作。
天使の殺人、ピーターパンの殺人が後に続く、シリーズの台一作でもある

まさしく、傑作。
凝りに凝った素晴らしさ。泡坂妻夫に匹敵するといってもいい。
溢れ返る言葉遊びにパロディ。なんと手塚治虫のヒゲオヤジまでが登場。

「アリスの国」パートがどうして必要だったのか?「現実世界」パートとどんな関わりがあるのか?
この衝撃をもっと多くの人に味わってもらいたい

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