home

ミステリの祭典

login
アリスの国の殺人
オールスターもの

作家 辻真先
出版日1981年04月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 4点 蟷螂の斧
(2012/05/01 11:17登録)
夢の世界では、ニャロメや鉄人28号が登場し漫画チックでありますが、言葉遊びや漫画はどうも趣味に合いませんでした。現実の世界でのトリックの発想は面白いと思いましたが、現実味としてはどうか?といったところでしょう。夢の世界(アリスの国)と現実の関連が、いまひとつピンと来ない物語でした。

No.1 8点 monya
(2011/06/10 18:37登録)
日本におけるメタミステリの先駆け、辻の代表作。
天使の殺人、ピーターパンの殺人が後に続く、シリーズの台一作でもある

まさしく、傑作。
凝りに凝った素晴らしさ。泡坂妻夫に匹敵するといってもいい。
溢れ返る言葉遊びにパロディ。なんと手塚治虫のヒゲオヤジまでが登場。

「アリスの国」パートがどうして必要だったのか?「現実世界」パートとどんな関わりがあるのか?
この衝撃をもっと多くの人に味わってもらいたい

2レコード表示中です 書評