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ミステリの祭典

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十三の呪
死相学探偵シリーズ

作家 三津田信三
出版日2008年06月
平均点6.00点
書評数4人

No.4 6点 mediocrity
(2019/03/31 01:03登録)
死相学探偵シリーズ第一弾。
主人公の祖母は大霊能者。主人公は隔世遺伝で「人間の死の影」がはっきりと見える。その点のみ祖母の能力を上回ってるが、本当にそれだけであり、呪いをかけたり解いたりする霊能者の能力はない。
そんな主人公が探偵事務所を開いて、これが最初の事件。

感想箇条書きで
・ホラー文庫だが大して怖くない。首無の方がよほど恐怖だった。
・主人公が無愛想過ぎる。謎解き前あたりからマシになるけど。
・主人公の能力が非常に限られているので、人がどんどん死んでもほとんど何もできない。
・最初から霊能者のばあさんを呼べばよかったんじゃと思ってしまう。
・イケメンホスト風の表紙を見て、軽い小説だと思ってジャケ買いした人には内容が重すぎるだろう。冒頭、無愛想どころか怖い人だし。
・推理小説要素は少なめ。犯人当てのみそれっぽい。
・結論。どういう読者層を狙っているのかいまいちわからなかった。まあ別に面白くないことはないんですが。

No.3 7点 だい様
(2009/07/21 10:48登録)
死相学探偵シリーズ第1弾

いやあ、読みやすい。
軽い気持ちで読めてそれなりに満足しました。

No.2 5点 touko
(2009/06/19 22:28登録)
超常現象は当たり前の世界です。
超常現象そのものにロジックを追求していて、それがうまくはまると、恐怖がいや増すものなのに(個人的に)、この作品は全然怖くないのが難点かなあ。
あ、つまらなくはないんですが。。。

No.1 6点 dei
(2009/01/04 19:09登録)
ホラー的な要素を前提条件としたミステリー。
初期西澤作品と近いものを感じたが、作品のできはいまいち...
だが期待の持てる内容でもあった。

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