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ミステリの祭典

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天外消失
クレイトン・ロースン フレドリック・ブラウンほか

作家 アンソロジー(出版社編)
出版日2008年12月
平均点6.33点
書評数3人

No.3 6点 蟷螂の斧
(2019/09/01 21:26登録)
「死刑前夜」ブレット・ハリデイ 8点・・・回想録。犯人はメキシコに逃亡してきた。彼は測量士として働き、私と彼は信頼関係を築いていった。小泉喜美子氏が絶賛したのも頷けます。
「探偵作家は天国へ行ける」C・B・ギルフォード 8点・・・探偵作家が殺され天国へ。しかし犯人がわからない彼は下界へ戻り犯人探しを開始する。ユーモア系でラストも楽しめた。
「女か虎か」フランク・R・ストックトン 8点・・・あえてコメントすることもないほど有名ですね。
「ジャングル探偵ターザン」エドガー・ライズ・バロウズ 4点
「殺し屋」ジョルジュ・シムノン 4点
「エメラルドの空」エリック・アンブラー 5点
「後ろを見るな」フレドリック・ブラウン 6点
「天外消失」クレイトン・ロースン 7点
「この手で人を殺してから」アーサー・ウィリアムズ 6点
「懐郷病のビュイック」ジョン・D・マクドナルド 5点
「ラブデイ氏の短い休暇」イーヴリン・ウォー 7点
「白いカーペットの上のごほうび」アル・ジェイムズ 6点
「火星のダイヤモンド」ポール・アンダースン 4点
「最後で最高の密室」スティーブン・バー 7点

No.2 7点 ボナンザ
(2014/04/22 21:31登録)
天外消失が含まれているので、これだけでも読む価値はある。流石に多くの識者が絶賛する短編だ。

No.1 6点 kanamori
(2010/05/30 18:00登録)
伝説の選集”世界ミステリ全集第18巻・37の短編”からセレクトした傑作選。
元本の中から他のアンソロジーでも読めない作品を中心に選定したと解説にありますが、リドル・ストーリーの代名詞「女か虎か」とかF・ブラウン「後ろを見るな」なんかは、いまさら感があります。
ロースン「天外消失」は不可能トリックものが多い作者の代表作で、マジックのネタを見るよう。
エリック・アンブラー唯一の本格ミステリ「エメラルド色の空」とかバロウズ「ジャングル探偵ターザン」なんかの珍品が読めたのは収穫でした。

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