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ミステリの祭典

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鉄鼠の檻
百鬼夜行シリーズ

作家 京極夏彦
出版日1996年01月
平均点7.29点
書評数58人

No.18 10点 立教魂
(2003/02/18 22:56登録)
この世界を味わっていないひとは人生を損しているといえます。長さはまったく気にならず。

No.17 8点 ぴかちゅ〜
(2003/02/17 23:36登録)
やはり京極堂の憑き物落としのシーンはかっこいい。禅に関する蘊蓄はやや冗長過ぎる気もしたけど、話の展開上仕方ないのか。殺人動機があれだしなあ。

No.16 9点 かつお
(2003/01/21 23:56登録)
京極堂シリーズでは、最もシンプルなストーリー展開のようにも見えるが、この作品において殺人事件自体はサブストーリーに過ぎない。作品のメインは、別のところにあるのだから、連続殺人の動機がフェアじゃないなどというのは、もはや意味の無い批評であろう。

No.15 8点 一千花
(2002/11/02 21:34登録)
誰もが疑わなかった意外な「犯人」
京極堂だけが気づいた犯人の反則的な「動機」
一回目に読んだときには京極作品も作者の自己完結に
なってしまったのかな...と思ったものだけど
読み返してみたら なんか ちょっと違う気がした
 彼の「嫉妬」とは一体なんだったんだろうか

No.14 9点 弁天
(2002/09/13 22:53登録)
読み応えがあった。自分も筆者の作った檻の中にいるような、心地よい倒錯感を感じてしまった。ヤバイかも。

No.13 9点 keisuke
(2002/06/17 19:05登録)
厚い、本を持って読むと手首が痛い・・・。これを読み、姑獲鳥の夏を読み返したくなりました。

No.12 3点 沙乃空瑠
(2002/04/26 16:44登録)
日本語の美しさ以外あまり好きではない。

No.11 8点 フレディ
(2002/04/03 14:45登録)
 ブ、ブ厚い。文庫なのに1200頁をこえている・・まずその製本技術におどろいた。しかし、たいして長くもないのにわざわざ上・下巻に分けて2倍の金をふんだくろうとする本が多い中、これは良心的と言えるでしょう。それにしてもこの厚さは、もはや凶器として成立するところまで行ってますね。だれか「文庫版・鉄鼠の檻殺人事件」とか書かないかな・・・えっ?内容?相変わらず面白いです。

No.10 9点 たけ
(2001/12/19 05:16登録)
傑作!かなりおもしろい。さくさくっと、話が進んでいくところが良い。榎津が動くと、さらに輪をかけてスピードがまします。

No.9 8点 wataru
(2001/09/30 17:00登録)
あんなに分厚い本なのに、すぐに読み終わった。理屈屋の友達が僕に薦めた理由がわかる。充分楽しめました。

No.8 9点 pecosmile
(2001/09/20 04:05登録)
氏の作品では2番目に好きな作品です。
舞台設定が複雑ですが、雰囲気が好きです。
薀蓄がおもしろかったな。
問答もギャフンと言わされました。
劇的な幕切れがドキドキしました。
探偵大活躍でステキでした。

No.7 8点 pon
(2001/07/22 03:02登録)
哲学系は好きなので、面白く読めましたが、この頃から京極の小説は自分の2次創作みたいになりますね。シリーズキャラクターを増やすというのは考えものだと思いますよ。

No.6 10点 すー
(2001/06/11 00:30登録)
宗教の中でも哲学的な側面の強い禅をテーマに此れでもかと蘊蓄山盛りにした分厚い作品なれど、かなり読み易い上に面白い。山口氏の「実在の船」と対比されたりするがどちらも甲乙付けがたい上出来。

No.5 8点 soma
(2001/06/09 19:29登録)
今回は京極堂の古本屋から離れた所で事がたくさん起きたので、京極堂や榎さんのいつもと違った表情が見れた感じで新鮮だった。読んでいる時、ずーっとなんかモヤモヤした様な・・・不快感?・・・異様感?みたいなものが付きまとっていて、読み終わった後でもソレは尾を引いていました。自分も読んでる内に何か―京極夏彦の罠かも?―に囚われていたのかも知れません・・・。

No.4 9点 さる
(2001/05/26 01:33登録)
彼の作品の中では影が薄いかもしれないけど、
一番好き。

No.3 9点 水母
(2001/05/23 13:58登録)
シリーズ中、唯一3回読み直した作品。
頭の中で映像化しやすかったせいだと思う。
こういう蘊蓄モノはけっこう好き。

No.2 9点 はこ
(2001/04/10 02:51登録)
とにかく坊主がたくさん出てくるので、
名前が覚えられない〜。

No.1 9点 akane
(2001/02/15 14:43登録)
坊主ばっかり出てきた印象。シリーズ中これだけ一度しか読んでません。

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