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ミステリの祭典

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怪人二十面相・伝

作家 北村想
出版日1989年02月
平均点7.00点
書評数3人

No.3 5点 ボナンザ
(2014/07/08 17:57登録)
中々斬新な作品。サーカスの怪人で明らかになった二十面相の事情からここまでふくらませたのは見事としか言いようがない。

No.2 6点 江守森江
(2011/01/03 17:14登録)
日本テレビの何かの記念作品として映画化されたが予定よりヒットせず地上波の「金曜ロードショー」でも放送されていない(DVDレンタルせず地上波落ちを待っている)
映画はアクション作品になったが、原作も一種の冒険活劇だからさほどの違いはない。
乱歩のジュヴナイル作品らしさをそのまま転用しているが、著作権等の問題は無かったのだろうか?(他の作品もだが乱歩の遺族は頼めば普通に許可してくれるらしい・・・と風の噂を聞いた)
この作品なら二十×2で四十面相になり二十面相も満足してるだろう。
手軽な読み物として面白いし、ノスタルジーも擽られる。

No.1 10点 シュウ
(2008/10/19 15:26登録)
今まで読んだ中で一番好きな本です。何回読み返したか分かりません。
「怪人二十面相は二人いた」をテーマに、乱歩の二十面相と明智の世界を壊さずにさらに魅力的に書いてます。子供の頃少年探偵団が好きだった人は絶対楽しめると思います。
映画化することだし、できればこれを機に続編書いて欲しいんだけどなあ。

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