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ミステリの祭典

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最愛

作家 真保裕一
出版日2007年01月
平均点6.67点
書評数3人

No.3 7点 take5
(2025/07/21 19:03登録)
人の本当の強さとは何なんだろうかと、
この話を読んだ後に考えさせられます。

自分の弱さをさらけて誠実に生きる事。
単純にそう言えるのは、その立場の人。

本当に辛い境遇ならは、弱さを晒す前に
社会の側から晒しにかかるから余計臆病
そう臆病にならざるを得ないこと必定。

そこでは誠実さが、美しさより醜悪さに
見えるかもしれない。だからミステリー
として、反転するのだと解釈しました。

No.2 6点 akkta2007
(2012/02/10 23:08登録)
重い・・・そんな感じの物語であった。
しかし読み始めると止められず最後まで一気に読んでしまった。ラストはかなり良かった。

No.1 7点 VOLKS
(2008/08/08 22:12登録)
読者が登場人物達にどれだけ共感できるか。
それによって大きく左右される難しい作品だと感じた。
無償の愛、信じる愛、一途な愛、どれもカッコイイけれど果たして実現出来るのか。
悩まされた。

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