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ミステリの祭典

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スノーバウンド@札幌連続殺人
山崎千鶴シリーズ

作家 平石貴樹
出版日2006年11月
平均点7.00点
書評数3人

No.3 7点 まさむね
(2014/01/29 20:00登録)
 決して派手な展開ではないものの,本格欲求は十二分に満たしてくれた作品。
 真犯人は勿論のこと,ネタも複数散りばめられており,千鶴弁護士の人生も含めて多角的に楽しめました。「ご都合主義」というコトバが思い浮かばないでもないですが,全体の満足度からすれば,特段言いますまい。かなり好きなタイプの作品です。

No.2 7点 測量ボ-イ
(2012/07/10 21:13登録)
作者の作品を読むのは2作目。
感想は、1作目の「誰もがポオ・・・」とほぼ同じ
ですね。
本格色が高く、読後の満足感はありますが、この謎
を解くには難易度が高いような気がします。
真犯人だけなら勘でも当たるかな?僕は外れましたが。

No.1 7点 江守森江
(2009/05/22 07:32登録)
本格ド真ん中の隠れた傑作。
少し趣向が変化し、大技から小技まで散りばめた読者挑戦物になっている。
物語の終わり方からこの探偵(弁護士)の登場は最後かも。
東大大学院教授を退官(まだ現役)しての新作が待ち遠しい!
もっとも、永遠に新作が書かれない可能性も高い。

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