home

ミステリの祭典

login
黙の部屋

作家 折原一
出版日2005年04月
平均点6.33点
書評数3人

No.3 6点 測量ボ-イ
(2014/01/03 18:48登録)
絵画の世界が舞台となったユニ-クなミステリ-。
題材となったこの画家の方、実在なんですね。
内容的には5点レベルかと思いますが、ユニ-クな
プロットを評価して加点します。

No.2 7点 蟷螂の斧
(2012/12/29 09:23登録)
一風変わった絵画ミステリーです。実在の画家・石田黙を追う編集者と、地下室に監禁され絵を描いている男を中心に物語は展開します。「一風変わった」というのは、実存の20数点の絵(シュール)の写真が挿入されており、監禁された男の独白がその絵の解説にもなっている点です。著者の石田黙氏への熱い思いが伝わってきます。絵画好きの人なら楽しめると思います。叙述があるとわかっていながら読んでいるのですが、また今回も見事に騙されてしまいました(笑)。

No.1 6点 makomako
(2008/09/16 20:40登録)
文庫本なのにちょっと気持ち悪い絵が載っていてそれが骨子となって進んでいく変わった小説。はじめのとっつきは悪いが少し我慢して読み進むと折原一独特の世界が広がって、最後は一気に読んでしまった。ちょっと暗いがまずます。

3レコード表示中です 書評