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ミステリの祭典

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マリオネット症候群

作家 乾くるみ
出版日2001年10月
平均点4.80点
書評数5人

No.5 4点 斎藤警部
(2020/02/07 12:00登録)
"腑に落ちる、とか、胸のつかえが取れる、とかって言い回しがあるけど、ちょうどそんな感じで。"

一人四役趣向の特殊設定ファンタジー応用篇か?(それも、中では地味な「証人」にスポットライトを!?)なんて思ってみたりしました。 それにしてもラストはまさかの 、、、、 角田喜久雄「発狂」のマッドエンドを彷彿とさせてくれました。 いやあ気持ち悪い!(悪い意味で)

No.4 5点 蟷螂の斧
(2012/05/03 10:36登録)
軽めのSF設定で、ブラックユーモアのオチがあり楽しめました。

No.3 6点 あるびれお
(2009/06/23 05:17登録)
表題作のマリオネット症候群だが、途中でオチには気づいた。このテの作品については、オチが読めてしまうとちょっと興醒めなところもあるので、それで印象があまり良くない。一方、併載されている「クラリネット症候群」の方は、あまりのバカさ加減にニヤニヤしながら読み終えた。こっちの方が、乾くるみの作品としては的であった。でも、ここまでアホな会話になるように、○抜き言葉を考えてしまうこの人の頭の中をのぞいてみたい。さすが数学科!

No.2 5点 KeHa
(2008/12/27 06:10登録)
乾氏っぽい歪みが感じられていい作品だと思う。
この作品はかわいらしい歪みだった。

No.1 4点 さとりん
(2008/07/30 16:49登録)
まさかまさかの二部構成。全く違うお話が2つ入ってます。
そこそこの面白さ。だけどヒトに勧めるほどじゃないかなぁ?

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