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ミステリの祭典

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死の接吻

作家 アイラ・レヴィン
出版日1955年01月
平均点6.91点
書評数23人

No.3 7点 りんちゃみ先輩
(2009/05/28 20:28登録)
やはり三部構成の最後にもう一つ、ひねりが欲しかったと思います。叙述、犯人捜し、最後はどんでん返しがあればホントに感動なんだけど、惜しいです。犯人は初めから長姉を狙えば2人は助かったのに(次女、三女は魅力的に感じてたので・・・それにしても三女に対する犯行はあまりに酷い。)、そして父親、警察があまりに鈍い、そんな時代だったのでしょうか?

No.2 5点 ロビン
(2009/01/30 12:25登録)
第一章、第二章までは面白かった。それぞれ倒叙、サスペンスの形式をとっていて、特に後者の仕掛け(若干アンフェアではあると思うが)にはハマった。なるほど、だから名前がなかったのね。
だけど、第三章に入った途端の失速。犯人の正体もわかっているし、展開もありきたり。なんのひねりもないオチはどうかと思います。

No.1 6点 こう
(2008/05/06 23:02登録)
 新本格全盛の前に読んだのですが犯人の殺人の動機が今となっては古すぎて読者の共感が得られにくいかと思います。新本格を読みなれた方の採点はもっと下がるかもしれません。トリックというか叙述の工夫も今となっては普通な感じです。サスペンスとしてももうひとつでした。

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