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ミステリの祭典

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777 トリプルセブン
殺し屋シリーズ

作家 伊坂幸太郎
出版日2023年09月
平均点7.33点
書評数6人

No.6 8点 HORNET
(2026/07/12 20:54登録)
 日常的に不運に見舞われる"体質"の殺し屋・七尾、通称「天道虫」。今回も、「ホテルにプレゼントを届けに行くだけの簡単な任務」と言われていたのに…ホテル内で起きている、裏稼業(殺し屋)の業務とその標的の戦いに巻き込まれることに。一つのホテルで起きている、数々の殺し、殺されの戦い。混沌としながらも、息を吞むようなバトルの行きつく先は―

 「AX」以来の、久しぶりの「殺し屋」シリーズ。前作は一人の殺し屋の「足抜け」を主軸にした、人間ドラマ的な側面も色濃い名作だったが、今回はシリーズ本来の「殺し屋活劇」の雰囲気が戻った感じ。
 何もかもが裏目に出る、絶対的な不運の持ち主"天道虫"のキャラクターを生かしながら、渋滞状態と言ってもよいホテル内の殺しバトルは、章転換のタイミングも絶妙でページを繰る手を止めさせない。作者のよさが存分に出ている。
 真の敵と対決するラストに明かされる真相はなかなかの想定外で、その仕掛けにも素直に楽しまされた。殺し屋の話でありながら、ダークなトーンに仕切らない結末もさすがで、とてもよかった。
 にしても、結局"天道虫"は強いなぁ…

No.5 7点 haruka
(2026/06/30 23:12登録)
久々の殺し屋シリーズ。マリアビートルでお馴染みの七尾に加え、コーラとソーダ、モウフとマクラ、六人組といった個性的な面々が高級ホテルで殺し合いを演じる。結末はしっかりとしたオチがついて満足度高い。

No.4 7点 take5
(2026/03/22 21:01登録)
殺し屋シリーズ今のところ最新刊
伊坂幸太郎は文章の疾走感が顕著
2時間ほどで読めてしまいますが、
資本主義や日本政治に一言申す等
なかなか盛り沢山でございます。
バトルシーンの描写もうまいです。
ホテルで色々と起こり最後に収束。
まさにグランドホテル型ですね。
深みはまあないですね。本も薄いし。

No.3 8点
(2026/01/05 06:50登録)
ホテル内で10人以上の殺人が行われているのに読後は爽快な気分でした。

No.2 7点 ぷちレコード
(2025/08/27 21:15登録)
不運な殺し屋・七尾が請け負ったのは簡単な仕事だった。超高級ホテルの一室にプレゼントを届けるはずが、勘違いで殺人劇に。そのホテルには驚異的な記憶力を持つ紙野結花が身を潜めていて、彼女を狙う同業者たちが押しかけてくる。
殺しの同業者13人のほか政府高官らがホテル内で交錯し、殺人と逃走の合間に任務と人生の片鱗が、物語を予想外の方向に進めながら、サスペンス色豊かに語られていく。死亡率が高いのに全く血なまぐさくなく、節々でユーモアを味わうことが出来る。

No.1 7点 zuso
(2025/07/09 21:38登録)
ホテルからなかなか出られない主人公の設定や、ある目的のためにホテルに集まった六人の殺し屋たちそれぞれのキャラクターも魅力に溢れている。
言葉選びや会話のテンポも良く、しかもストーリーの中には政治や資本主義といったテーマも巧みに織り交ぜられている。スリリングなサスペンスが楽しめる一冊。

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