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ミステリの祭典

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それは令和のことでした、

作家 歌野晶午
出版日2024年04月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 虫暮部
(2024/08/29 13:10登録)
 本当にありそうな怖い話々。題材を物語にする技には安定感がある。但し突出した部分は見当たらないし、“近年社会問題化した事象を織り込む” と言う狙いが、こうやって一冊にまとめてしまうと約束事めいて少々鼻に付く。

 「わたしが告発する!」。死体が発見されなければ起訴も無いのだから、投了には早過ぎると思う。でも気持が折れちゃったんだね。

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