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ミステリの祭典

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殺し屋、やってます。

作家 石持浅海
出版日2017年01月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 zuso
(2023/10/01 22:39登録)
本書の大半で主人公を務めるのが経営コンサルタントの富澤允。とはいえ、それは表の顔で、実のところは一人につき六五〇万円で殺しを請け負う殺し屋だ。
本書のミステリとしての旨味は、富澤や彼の仲間が、ターゲットや依頼人の奇妙な行動について推理を巡らす点にある。
殺し屋視点の謎解きという設定の魅力と、その設定を活かしきった謎解きの魅力が堪能できる。

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