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ミステリの祭典

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剣持麗子のワンナイト推理
剣持麗子シリーズ

作家 新川帆立
出版日2022年04月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 5点 makomako
(2024/07/14 09:30登録)
 この本によると弁護士さんはとても忙しく夜型の人が多いのだそうですが、こんなに徹夜ばかり続けていてよいのかなあと心配になるような内容。
 短編集のようであるが最終的にはお話が続いている連作です。
 主人公の弁護士は敏腕で頭が切れて少々冷たい、まさに秀才を通してきた女性にありがちなキャラです。でもなんだかんだといって依頼人に押し切られてやりたくもない相談にのってしまうところは、ちょっとかわいいかな。
 お話の内容はまあこんなものでしょう。悪くはないです。
 私にとってはちょっととがった秀才が書いた話といった感じがして、多少評価が下がりました。

No.1 5点 まさむね
(2023/03/30 22:28登録)
 シリーズ三作目にして初の連作短編。
 各々の短編において放りっぱなしの中途半端感が残り、さてさて、これが最終話で…と期待したものの、かなりモヤモヤした終わり方でした。続編を予定しているのかなぁ。いずれにしても中途半端な印象。サクサク読めたのは良かったのだけれど。
 ちなみに、剣持さん徹夜しすぎ。私は毎日7時間眠りたい人間なので、絶対に真似できない。「眠いだろうなぁ」とか「翌日大丈夫?」とか、こちらまで体が辛くなってきた。

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