隣はシリアルキラー |
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作家 | 中山七里 |
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出版日 | 2020年09月 |
平均点 | 5.67点 |
書評数 | 3人 |
No.3 | 6点 | たかだい | |
(2025/02/25 12:11登録) 些細な事でも一度気にしてしまうと非常に気になって仕方ない、そんな心理状態が疑心を掻き立てる話の流れが面白いと感じた作品です また、猟奇殺人を繰り返すサイコパスを扱ったサスペンス作品は数多ありますが、そこに、いわゆるどんでん返しとは若干趣きが異なる真実を設ける事で独自の立ち位置を確立している作品でもあるように思います 読む前に半ば想定していた「騙された」というような快感はないのに、前述した身近な心理状態で共感し易い事も手伝って(いい意味で)不思議と満足度はありました |
No.2 | 6点 | HORNET | |
(2021/10/16 10:37登録) 毎晩アパートの隣室から、浴室で何かを解体しているような音が聞こえてくる…警察に知らせても本気で取り合ってもらえず、日に日に募る恐怖。並行して近隣で連続して起こっている女性のバラバラ殺人。隣人はシリアルキラーなのか― <ネタバレ含む> 主人公の妄想なのか、それとも本当に行われていることなのか。てっきり真実は前者で、それがどんでん返しになるのかと思ってたけど違ってた。その点では逆の意味で「裏切られた」かも。 どんでん返しはちょっと変化球。でも、服装のことがさり気なく描写されている時点で何かあるとは思っていたので、予想の範疇だった。 |
No.1 | 5点 | 蟷螂の斧 | |
(2021/05/31 18:23登録) 裏表紙より~『神足の悩みは、深夜になると隣室から聞こえてくる不気味な物音。何かを切断しているような…もしかして死体?時を同じくして、近隣で女性と思われる死体の一部が発見されたという事件を知った神足は、隣人の徐が犯人なのではという疑いを持つ。そんなある日の深夜、隣室から何かを梱包するような音に続いて、徐が外出する音が聞こえた。気になった神足はそのあとをつけるが―。』~ 主人公にはある秘密があり警察に匿名でしか電話できなない。警察も中々動いてくれない。やがて主人公の想い人が狙われる。お得意のどんでん返しの切れ味はなかった。 |